「付き合い始めた頃はあんなに優しくて、こまめにデートに誘ってくれたし、いろいろプレゼントをくれたのに、今ではずいぶん手抜きされるようになった・・・・・・」。

男性へのこうした不満を口にする女性は少なくありません。なぜ恋が成就すると、パートナーに対する態度ががらっと変わってしまう人が多いのでしょうか?

それは、交換理論的な発想で態度を決める男性が多いためです。

交換理論では人間関係を報酬やコストの交換によって解釈します。

相手と交際する事によって得られる欲求の充足を「報酬」、そこにつぎ込む時間や労力、精神的エネルギーなどを「コスト」と捉え、それをお互いに交換し合うことで関係性を築き、維持していると考えるのです。

男性が女性と付き合い始めた頃に、相手へのプレゼントにお金を使ったり、デートに時間を割くなど、手間暇かけるのはその女性を手に入れるのが目的だからです。相手に対する愛情のために、恋人にお金や時間を与えているように見えますが、実は「恋人を手に入れたい」という自分の欲求を実現するための「投資」であり、その投資が報酬として自分に還元されることを無意識のうちに期待しているのです。